多肉植物の属別管理法 多肉植物の種類 多肉植物図鑑 | ||
多肉植物の属別管理法 | ||
属 名 | 特 徴 | 置 き 場 所 |
アエオニウム | 地中海性気候の温暖な地域に自生。 極端な高温多湿や低温を 嫌います。 |
真夏は雨のかからない風通しの良い涼しい ところに置きます。冬場は温室、取り込むか、 日当たりの良い場所(窓辺など)に置きます。 |
アガベ | 北米南部やメキシコなどの 温暖な地に自生。 耐寒性、耐暖性に優れ、 丈夫な種類が多い。 |
日光を好むので、4~11月は 戸外の雨が当たらない日のあたる場所に 置きます。12~3月は温室に取り込むか 日の良くあたる室内の窓際に置きます。 |
アデニア | 地上部の茎が肥大してつぼの様になる のが特徴です。 太った茎が貯水タンクの 役割を果たしています。 |
夏型種なので冬は休眠します。 冬は温室に取り込んで保温した方が安全です。 室内の窓辺でも良いですが、5℃以上に 保ち断水します。夏は生育する時期なので 日光と水はたっぷり与えます。 |
アナカン プロセス |
自生地域は2分されます。 雨の少ない地域に自生するものを アボニア類 雨の多い地域に自生するものを テレフィアストルム類 と呼びます。 |
アボニア類は冬型種なので生育期は9~6月。 冬型種といっても0℃以下は好ましくありません。 よく日のあたる場所に置きます。 生育期でも水やりは控えめに。過湿も注意。 休眠期の夏は雨の当たらない、風通しの良い 場所で断水して管理。 テレフィアストルム類は耐寒性・耐暑性に優れ、 繁殖力も旺盛。生育期は3~10月。 戸外で栽培。冬は0℃以下になったら断水し 日当たりの良い場所に置きます。 |
アロエ | 400種以上の種類があります。 それぞれ性質が異なります。 |
適当な気温と湿度があれば休眠せず生育 します。ただ寒さには弱いので、暖かい室内に 取り込みます。春から秋は大型種は 戸外栽培可能。小型種は、直射日光に弱いので 室内で管理。 |
エケベリア | メキシコや中南米など原産地。 | 春と秋の温暖な季節に生育。真夏と真冬は 休眠。生育期に十分日光・水を与えて風通しを よくする。8月の盛夏のころは水やりは控えめに。 |
ガステリア | 南アフリカ南部や南西部などに自生。 原種は約80種と言われています。 |
寒さ暑さに対して強く病害虫も少ない植物です。 ただ、高温を嫌うので真夏は休眠させます。 夏場の水やりは控えめに。 |
カランコエ | 生育期は3~11月。休眠期は12~2月。 4~11月頃は戸外栽培可能。晩秋からは 室内の日当たりの良い窓辺に移します。 冬季は、完全に断水します。 |
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ギバエウム | 南アフリカに自生。 | 1年中暖かいところで管理する必要があります。 秋~翌春の生育期は日光・水やりを与え 7~8月は断水します。、 |
クラッスラ | 南アフリカを中心に熱帯地域や マダガスカル島などの 乾燥地域に自生。 夏型種と冬型種に分かれる。 |
夏型種は夏場戸外栽培可能。冬場は 日当たりの良い窓辺に置きます。水やりも 控えめに。 冬型種は真夏は断水。強光を避けて風通しの 良いところに置きます。 |
コチレドン | 主に南アフリカに自生。 | 5~10月頃は強光を避けて軒下で栽培可能。 冬は温室か日の当たる窓際に置きます。 生育期の春から秋に水をたっぷり与え、 冬に入っても断水せずに水を与えてください。 |
コノフィッツム | 生育期は春 夏の休眠期は強光を避けて断水し 風通しの良い所に置きます。 |
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セダム | オセアニア除く 全世界に自生。 |
一部を除き耐寒性があります。 夏の高温多湿は注意。通風良くし 乾燥した場所に置きます。休眠期の7~8月 は水やりを控えめにします。 |
セネキオ | アフリカ・マダガスカル・インドに自生。 夏型種と冬型種に2分。 |
いずれも暑さ寒さは苦手で生育期は春秋の 温暖な季節です。冬型種の水やりも必要ですが、 冬に休眠する種類にも根を乾かさないようにして 水を与えます。 |
センペル ビブム |
ヨーロッパ中南部に自生。 多肉植物の中で最も耐寒性 に優れています。 |
積雪地域でも戸外栽培できます。 ただ高温多湿を嫌います。 夏の休眠期は水やりを控え 風通しの良い日陰に置きます。 |
チレコドン | 南アフリカ・南西アフリカの 雨が少ない地域に自生。 |
夏の休眠期に断水します。雨のかからない 軒下などの風通しの良いところに置きます。 生育期の秋からは、十分な日光と水を与えます。 |
トリコカウロン | 南アフリカのケープ州・ ナミビアに自生。 |
1年中強光に当て冬はなるべく10℃以下に ならないようにします。断水すれば、5℃以下で 冬越し可能です。 |
ハオルチア | 南アフリカに自生。 訳500種類もの種類。 |
自生地では岩陰などに群生してるため、 直射日光を避けて栽培する方が良い。 風通しよく管理する。 |
フォーカリア | 真夏と真冬意外はよく生育する。 日当たりと通風を心がけます。春と秋は 戸外栽培可能。株が元気に育ちます。 0℃以下にならなければ戸外の軒下で栽培可能。 |
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フリチア | 南アフリカに自生。 葉の先が半透明の窓になっていて ここから日光を取り入れています。 |
生育期は春と秋です。真夏は水やりを控えますが 乾かしすぎてもいけません。耐寒性もあり冬も 完全に断水する必要はありません。 通風を良くして日のあたる場所に置きます。 |
プレイオス ピロス |
9~5月の生育期にたっぷり日光に当てます。 春と秋は通風の良い日のあたるところに置きます。 戸外栽培可能。夏の休眠期は涼しい場所に 移し断水します。冬は日の当たる窓際に置きます。 |
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ユーホルビア | 全世界のいたるところに自生。 | 春から晩秋まで戸外の日の当たりの良いところに おく方が丈夫に育ちます。土が乾いたらたっぷりと 水を与えます。冬は日の当たる窓際で5℃以下に ならない様に管理。真夏は断水する。 |
リトープス | 南アフリカからナミビアに自生。 | 生育期は9~5月。基本的に日当たり・通風を 心がけます。6~8月は休眠期。休眠期・梅雨・ 脱皮の時期は断水します。 |